2017年12月08日
離婚の条件について話し合いを進める作業は本当に骨が折れます。
自分の希望する条件を相手に伝え、理解してもらう、話し合いというより
交渉に近い側面も持ち合わせています。
離婚時の取り決めは、あとから取り消したり、追加することがなかなか
難しいですから、後悔しないように、そのときどんなに苦しくても
踏ん張ってもらいたいと思います。
自分の中で条件を決めたら、次に優先順位を考えて下さい。
相手に振り回されて、自分の優先した条件が後回しになってしまう
ことがよくあるからです。
優先順位に関して、相手との相違点が多いほど、話し合いに時間が
かかってきます。
相手が何を優先したいのかを予想しながら、考えを進めた方が合理的です。
相手が絶対に拒否するような条件を提示することは、話し合いが不利に
なることにもつながります。
不利になるというのは、相手を無駄に怒らせてしまったり、話し合いを
停滞させてしまったりということです。
話し合いが長期戦になればなるほど、互いに疲弊してしまいますから
条件に関しては、冷静に相手の出方を見ながら柔軟に対処してもらえたら
と思います。
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