2017年05月10日
2015年の生涯未婚率の全国平均が新聞に載っていました。
男性23%
女性14%
最も高い都道府県は
男性・・・沖縄26%
女性・・・東京19%
という数値になっていました。
女性の上位10都道府県は、東京・北海道・大阪・福岡・京都など
大都市圏に集中している一方で、男性の上位10都道府県は、岩手・秋田
新潟・青森など東日本に集中しています。
これにはきちんとした理由があります。
女性の場合、自分の周囲に働く未婚女性が多いと、結婚に対する焦りを
あまり感じないということに加え、仕事が忙しく恋愛している余裕がない
という2つの要因が大きいと思われます。
男性の場合は、東北などは一次産業に従事するケースが多いため、出会いが
少ないという理由が挙げられます。
いずれにしても、今後も生涯未婚率は増え続けていくことが予想されます。
男性の場合は数年来に30%の大台に乗る自治体が出てくるのではないで
しょうか。
また最近では“草食男子”“絶食男子”などという言葉も広く使われるように
なり、結婚したがらない若い男性が増えているそうですが、その理由として
①収入が少ないため、妻子を養う自信がない
②自分のお金は自分のためにだけ使いたい
③結婚したいと思う相手に出会えない
などといったことが挙げられています。
国や自治体からすると若い世代が世帯を積極的にもたないことは
非常に懸念すべきことではありますが、今の時代「結婚しない」という
生き方が人生の選択肢の一つとして掲げられるようになってきています。
※秋田魁新報より抜粋しました。
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