2017年03月24日
本日発行の『marimari』に来月開催予定の“女性のための離婚セミナー”
について掲載しております。詳細はトップページの「お知らせ」にも
掲載しております。
離婚の際、何も取り決めごとがないというケースはまれです。
ほとんどの方が「養育費・慰謝料・財産分与・年金分割」といった
離婚後の金銭の支払いについて、取り決めをしなければなりません。
離婚後の金銭問題は切実な問題ですから、夫婦間で話し合いを進めて
いきます。そこまではやられている方は沢山いらっしゃいます。
問題はここからです。
2人で取り決めた内容を“書面に残せるかどうか”という点が
金銭の支払いの継続のための非常に重要なポイントです。
離婚協議書・公正証書といった書面を作成することで、お互いに
“取り決めたことを守ろう”という意識が高くなり、金銭の支払いが
きちんと行われる傾向にあります。
まあ当然のことです。書面に残っているのとそうでないのとでは
精神的に全然違いますよね。
夫婦間で口約束で取り決めると、あとになってから
「養育費は高校までで、大学まで出すとは言っていない」
「慰謝料を分割で支払うって約束したじゃない!」などと
いくらでも約束を反故されてしまう可能性がつきまといます。
お互いのけじめのためにも、紛争防止のためにも、離婚時の
取り決め事項は書面に残すことを徹底してください。
また内容に取りこぼしのないように、必ず専門家に相談の上
作成しましょう。
Category:離婚相談, 秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ