2022年06月27日
離婚相談や離婚原因のお悩みで1番多く挙げられるのは、夫の浮気です。
現在浮気しているケース、過去に浮気していたケース、いずれも妻に
とってはショックが大きく、ひどく傷つけられます。
心の傷は浮気発覚直後だけでなく、将来にわたってずっと残り続けます。
個人差はかなりありますが、完全に消えることはありません。
夫としては
「謝ったんだから、いつまでも根に持たなくていいだろ」
「昔のことだから、いい加減水に流してほしい」
と思うかもしれませんが、その謝罪の仕方ひとつとっても、妻にとっては
許せるか許せないかを判断する大事なポイントです。
妻への謝罪は、何よりも“心からの謝罪であるかどうか”が大切です。
一時的な、その場しのぎの謝罪はすぐにそれと分かります。
きちんと謝罪したうえで、言葉だけでなく、日頃の態度も改めないと
10年後20年後に妻から離婚を宣告されてしまうかもしれません。
多くの男性が、浮気発覚後に謝罪すればそれですべて水に流されると
思ってる節がありますが、大きな間違いです。
浮気発覚後の対処方法というのは夫婦それぞれです。
しかしいずれの場合も夫婦関係の修復を望むならば、心からの謝罪に
加え、それまでの言動を省みることが必要です。
そしてそれは早い段階で行うべきです。
謝罪すらしない夫に比べて、きちんとした謝罪が早い段階である場合は
妻は前を向きやすくなります。それは当然ながら今後の夫婦関係の修復に
もつながってきます。
「夫が浮気した=離婚」とは容易にいきません。精神的・心理的な問題や
経済的な不安がある場合は、妻が離婚を望んだとしても簡単には踏み切れ
ません。
離婚を選択しない場合は、夫婦関係の修復改善をしていかなければいけま
せん。夫との関係を割り切って、気持ちを切り替えることができる女性も
いますが、もし夫婦関係に修復の余地があるのなら、時間がかかってでも
するべきだと思います。
修復のやり方は、それぞれ夫婦の形がありますから、これといった正解は
ないと思います。
ただ、「相手の話をよく聞く」「思いやりを持って接する」「食事を作る」
「優しく声かけする」といった基本的なことでも、積み重ねれば変わって
くるかもしれません。
“自分がされて嬉しいことは何か”を基準に行動してみると変化が目に見えて
くるかもしれません。
Category:離婚相談, 秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ