2021年09月24日
夫婦喧嘩は犬も食わないとは言いますが、日常の些細な喧嘩において
すぐに「離婚だ」「出ていけ」と言い出す人は沢山います。
この場合、たいがいが男性です。
喧嘩になると、売り言葉に買い言葉で、意図していなくても相手を傷つけ
る言葉を発してしまうことがよくあります。
夫婦はお互いの性格を熟知しているからこそ、喧嘩になると相手が一番
嫌がる言葉をつい口にしてしまいます。
夫婦喧嘩における暴言は、言葉だけで本当にそう思っているわけではない
ことがほとんどです。
「離婚だ」「出ていけ」と言っていても、本気でそう思ってはいません。
夫が本当に離婚を望んでいる場合は、突き放すように冷静に淡々と離婚に
応じるよう求めてきます。
喧嘩でカッとして頭に血が上っている状態での夫の発言は、極力真に受け
ないようにすることが肝心です。
受け流す、言い返す、距離を置くなど、夫の性格にあわせた対処法を模索
していってほしいと思います。
ただ、夫の「離婚だ」「出ていけ」の口癖が直らないような場合、数十年後
に、本当に妻が愛想を尽かして家を出ていくことになることも実際にはあり
ます。
本心ではないと理解はしていても、心無い言葉を長年浴びせ続けられると
どうしても精神的にすり減ってしまいます。
このような場合は「もうだめだ」と糸が切れてしまう前に、一人で離婚を
決断する前に、“専門家に相談する”といった方法を心に留め置いて下さい。
Category:離婚相談, 秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ