嫁姑関係に疲れたら

2021年02月19日

嫁姑関係は、いつの時代もどんな家庭でもいろいろと問題山積ですが

特に同居しているご家庭では、本当に苦労されている方が沢山いらっしゃ

います。

もちろんどちらの側に立つかで、見え方が変わってきますから、一方的に

「どちらが悪い」と断言できるものではありませんが、今日のブログはお嫁

さんの立場からみた視点でお話します。

 

夫の家族と同居していると、姑の言葉に傷つけられた経験がある方が

非常に多くいらっしゃいます。

「あなたがしっかりしていないから、息子が可哀そう」

「あなたが嫁だとこの家もおしまいだわ」

「子どものしつけがなっていないのはあなたの責任でしょ」

といったように、ことあるごとに夫はさておき、嫁だけが非難の対象に

なってしまうことがあります。

 

心無い言葉を浴びせられる日が何年も続くと、姑との関係に疲弊して

離婚を考え始める方もいらっしゃいます。

夫との仲は良好とはいえないものの、そこまでこじれてはいないのに

姑との関係が離婚の引き金となってしまう。

最初はあれこれ小言を言ってくる姑に対して不満に思っていたものが

次第に何も助けてくれない夫に対して不満が募るようになり、嫁姑関係

だけでなく、夫婦関係もギクシャクしてきてしまった、、、というケース

です。

 

夫と子どもだけで暮らしていれば離婚まで至らなかったのに、という

ことは珍しくありません。

秋田だと、「夫が長男で実家を継がなければならない」という制約が

あることも多く、結婚することで夫と実家がセットになっていることを

受け入れるという選択肢しかないのが現実です。

その中で何とか頑張って生活をしてきても、やはり姑との関係が悪く

なってしまうと、“実家には居づらい、実家を出たい”と思ってしまうのは

自然のことだと思います。

 

ひたすら我慢し続けて、心も体も疲弊しきってしまうことだけは

何とか避けてほしいことです。

 

そして頭に留め置いて頂きたいことは、さまざまな選択肢がある、という

ことです。

 

姑との関係がこじれて実家を出たあとに

〇離婚する

〇しばらく別居する

〇一時的に家族だけで生活してみる

〇両家で話し合いの場を設ける

といったようなやり方があります。

 

時間を置くことも解決策の一つですから、家を出た=離婚というわけでは

なく、少し時間をかけて、自分が本当にどうしたいのか考えてみることを

忘れないでください。

そしてそういった状況のときは、周囲の人の話に耳を傾けてみることも

心掛けてください。

自分だけ追い込んで答えを急ぐことのないよう、頼れるものには頼って

みることを覚えておいてください。

 

 

Category:離婚相談, 秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ

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