母親の手、借りすぎ注意

2021年02月05日

育児、家事、そして仕事の両立は本当に大変です。

ここ最近は、旦那さんが積極的に家事育児を担ってくれるような家庭も

あるという話は聞きますが、まだまだ妻が家事育児のほとんどの割合を

負担しているというのが現実ではないでしょうか。

 

特に夫婦共働きの場合は、誰かの助けを借りなければ、日常生活が回って

いかないことが多々あります。

誰かの手を借りたいとき、やはり一番頼りになるのは妻の母親です。

何といっても育児経験者であり、娘のこともよく理解して動いてくれます。

 

近くに暮らしている場合は、家事育児のサポートをお願いするのに、これ

以上の適任者はいません。

 

ただ、母親の手を借りることの唯一で最大の欠点は、「夫より母親」と

なってしまうことが往々にしてある、ということです。

 

家事育児を手伝ってもらっているうちに「夫といるより母親と一緒にいる

方が楽」と感じてしまう、、、そういう時期があるのもある程度は仕方の

ないことです。

家事育児に追われていると、精神的にも肉体的にも疲弊してしまいます

から、自分で背負い込みすぎて、オーバーしてしまうより、一時的に

母親の力を借りてしのぐことは精神衛生上、大切なことです。

 

問題なのは、この状態が続きすぎることです。

何年も何年も、母親ありきの生活を続けていると、少しずつ夫婦の関係に

溝ができてきます。

そうならないためにも、少しずつ母親からの手助けの割合を減らしていく

ことが必要になります。

 

これまで母親に月に3回来てもらっていたのを2回に減らす、休日は

たびたび母親のいる実家に行っていたが、夫と過ごすようにする、と

いったように、徐々に頻度を下げるように意識してみるといいかと思い

ます。

 

意外にも、妻は自分が母親に頼っていることをあまり自覚していない

ことがあります。

妻としては、月に2回だけ母親のところへ行っているだけ、でも夫と

しては、月に2回も母親を頼っている、といったように、夫婦でも

その認識にズレが生じていることがありますから、ここは注意が必要

です。

 

助けを必要とするとき、そうでないとき、自分で見極めることは大変です

が、頼り過ぎてはいけないと意識することで、次の行動につながっていく

ように思えます。

Category:離婚相談, 秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ

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