2020年12月08日
何の前触れもなく、夫に「離婚する」と言われると、びっくりしてしまう
のと同時に「これからどうしよう」と大きな不安に苛まれてしまいます。
このあとどう対処したらいいのか。
離婚はそう簡単にはいきません。
離婚に応じるのかどうか、離婚の条件はどうするのか、取り決めることは
沢山あります。
いずれの場合も夫としっかり話し合うことが必要になってきます。
しかし、ここで注意してほしいのは
「離婚を言われた直後の話し合いはNG」
ということです。
夫は離婚したい、妻はしたくない、話し合いが平行線になることは
火を見るより明らかですから、一定期間置くことをお勧めします。
夫婦間の話し合いの場合、ある程度落ち着いて話し合いをできる状況で
ないと、ろくな結果になりません。
お互いを責めたて、余計にこじれてしまいます。
離婚を言い渡された妻の方としても、これまでのことを振り返り、気持ちの
整理をする時間が必要です。
ある程度時間を置いたら、話し合いを行います。
基本的には夫婦2人で話し合っていきます。
離婚となると、よく「裁判」「弁護士」というキーワードを思い浮かべ
る人が沢山いますが、まずは夫婦で話し合ってみることが第一歩です。
夫婦で話し合いができる場合、夫に対して「まだ弁護士はつけないで」
と事前に伝えておくことも大切です。
夫が先走って弁護士に依頼してしまうと、そこからはもう夫と直接
話し合うことは難しくなりますから、そうならないよう先手を打っておく
ことを頭に入れておいてください。
〇何度話し合っても、喧嘩して収拾がつかない
〇夫が聞く耳をもたないので、話し合いにならない
といった状況になったら、「調停」「弁護士」という選択肢が出てきます。
夫の離婚話に応じる場合もそうでない場合も、自分たちがしっかり納得して
事を進めることが大切です。
離婚を切り出されると、相手が何をしてくるか分からない怖さがあります
から、こちら側でも対処できるように知識を備えておくことです。
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