2020年07月31日
明治安田生命保険が、新型コロナウイルス感染防止のための外出自粛が
子育て世帯に与える影響を調査し、以下のように発表しています。
ステイホーム期間後に、子育てに意識変化があったかどうかの質問に対し
夫は
「積極的に子どもの面倒をみるようになった」・・・20.9%
「子どもとの絆が深まった」・・・18.5%
といった前向きな回答が7割を占めた。
妻は
「子どもにイライラすることが多くなった」・・・22.0%
「夫の育児にイライラすることが多くなった」・・・11.3%
と子育てへのストレスが感じられる回答が4割を占めた。
上記のように、ステイホームによって、夫婦間でも育児に対しての意識が
大きく異なっていることが分かります。
妻としては
☑保育園や小学校の休校で子どもといる時間が増えたこと
☑普段日中いないはずの夫がいるため、家事がはかどらないこと
☑子どもも夫も一日中一緒にいて息つく暇がないこと
☑子どもも夫もいることで食事や洗濯など家事の回数が増えたこと
というように、これまでの日常のペースが乱されてしまい、ストレス増加に
つながっています。
コロナという緊急事態のため、仕方のないことですが、今後もステイホームの
時間が長くなることが予想されますから、夫婦間で家事育児の分担や注意点
などについて、話し合っておくことが大切です。
外出自粛や景気悪化などで、家の中でもイライラしてしまいがちですから
夫婦はそれぞれお互いへの期待ハードルを下げておくといいかもしれません。
妻は夫に「私と同じようなレベルで家事・育児をこなしてほしい」と望む
のではなく、「少しでも手伝ってくれたからまあいいわ」と優しい目で
見る。
夫は「普段は家事育児はやらないけど、ステイホーム期間中は頑張って
手伝ったのに、妻は全然ほめてくれない。それどころかイライラしている
ことが多くなった」と思うのではなく、「妻は家事育児の負担が増えて
大変なんだな」と受け流すようにする。
コロナ禍においては、つい相手に不満を抱えてしまいがちですが、少し
目線をずらして、お互いに思いやると生活がしやすくなるのではないか
と思います。
※明治安田生命緊急アンケート調査(2020年7月7日付)から抜粋
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