2020年06月26日
離婚するにあたって、自分の親または義理の親にどう説明したらいいのか
なかなか言い出せない人もいます。
義理の親と円満な関係を築いていた女性は、離婚するにあたり、義理の実家
まで報告しに行った際に、義理の親が非常にショックを受け、「もう一度
考え直して」と泣きつかれてしまったというようケースもあります。
ただ義理の親と良好な関係を保っていた場合、養育費や慰謝料といった
離婚の条件交渉がスムーズに進む傾向にあります。
義理の親が息子に対して、「しっかり払いなさい」とはっぱをかけてくれる
ことが多いからです。妻に味方をしてくれる心強い存在になってくれること
が稀にあります。
めったにないケースですが、こういった場合は、離婚の取り決めが済んだら
義理の親に対して、報告を兼ねて感謝の気持ちを伝えておくことが大切です。
その一方で、普段から嫁姑間が険悪な関係だった場合は
離婚の際にもまったく協力してくれないというケースも沢山あります。
義理の親との関係がうまくいっていない場合は、嫁が離婚のことで悩んで
相談にいったところで、取り合ってくれない、味方してくれないということ
がほとんどです。
「離婚はあなたに責任があるんじゃないの。息子は悪くない」と冷たく
あしらわれてしまうこともあります。
基本的には親は子どもの味方ですから仕方のないことでもあります。
こういった場合は、義理の親に頼ることなく、自分で離婚交渉を進めて
いくしかありません。
また子どもの離婚に親(義理の親含む)が口を出してくるケースも
あります。
親も子どものことが心配ですから、ある程度は仕方のないことだと
思います。年配者である親の意見をよく聞いて、話を進めていくことは
とても大切なことです。
ただ、親の意見を聞きすぎたせいで、夫婦間の話し合いがまとまらなく
なってしまうようなことがないよう、離婚の話し合いはあくまで夫婦
2人が原則だということに留意してもらえたらと思います。
Category:離婚相談, 秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ