2019年11月26日
男女平等な現代、多くの家庭が共働きです。
女性は育児・家事と両立しなければならないため、パート、バイト、契約社員
といった時短勤務を余儀なくされている方も沢山います。
もちろん夫婦ともに正社員で働いていて、収入が同等、場合によっては妻の
方が年収が上というケースも珍しくありません。
こういった場合に起こりやすいのが「夫婦間のパワーバランス」問題です。
年収が同じ、もしくは妻が上の場合に、家事や育児をめぐって夫婦喧嘩が
起こりやすくなります。
というのも、時短勤務ではないため、妻はかなり限られた時間で家事や
育児をこなしていかなければならない。
仕事と家事育児におわれて、精神的にも体力的にも余裕がなくなり、夫に
つい当たってしまう回数が増えてしまう。
また「夫と同じだけ稼いでいるんだから、家事育児の負担も夫と同じに
したい」「もっと夫が積極的に家事育児を手伝ってくれたら、私が楽に
なれるのに」といった夫に対する不平不満が溜まりやすい傾向にあります。
また仕事と家事育児を両立させるとなると、夫婦間での話し合いに割く
時間がなくなり、意思疎通ができなくなるという悪循環に陥ってしまう
ことにもつながります。
この状態を何年も何年も続けていると、どこかで妻の不満が爆発して
しまいますから、どんなに忙しくても、こまめに夫婦で家事育児について
話し合う時間を確保することが大切です。
ただその際も「私ばっかり!あなたがもっと手伝ってくれなきゃ!」と
感情的に夫を責めるのではなく、現状の改善点と夫に希望する点を冷静に
訴えかけるようにしてもらえたらと思います。
毎日5分でも夫婦の時間を作る、夫には優しい言葉をかける、といった
ことに注意するだけでも変わってきます。
Category:離婚相談, 秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ