2019年10月07日
仙北市のふるさと納税寄付額が昨年度に初の1億円を突破し、本年度は
すでに2億円を超えているそうです。
制度が始まった当時の寄付額が165万円だったことを考えると、その
急増ぶりがよく分かります。
なぜこんなに寄付額が増えたのかというと、理由は2つあります。
①告知を徹底したこと
楽天やKDDIといった大手ポータルサイトに加入し、登録サイトの数を
大幅に増やした。
さらに仙北市内の観光地あちこちに、このポータルサイトにアクセルする
QRコードを提示するようにした。
②返礼品に特徴をもたせたこと
返礼品も以前より人気の米、きりたんぽ鍋だけでなく、体験型も加えた。
田沢湖でのカヤックツアー、着物姿での武家屋敷通り散策、農家民宿での
農業体験、劇団わらび座俳優との記念撮影など、仙北市ならではの特色を
全面押し出している。
ふるさと納税は近年行き過ぎた返礼品などが問題となり、自治体間競争が
抑制される流れになってきているため、設けられた基準の中でどれだけ地方の
特性を出すことができるのかがカギになってきます。
仙北市を成功例として、今後県内でも力を入れて取り組む自治体が増えそう
です。
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