定年後の夫との向き合い方

2019年04月23日

夫の定年、これを機に離婚を考える女性は少なくありません。

実際に離婚に至らないとしても、一度は離婚を考えたことがある女性は

沢山いらっしゃると思います。

 

特に60代以降の世代は「男は仕事、女は家庭」が多数派だったため

定年後に夫が毎日家にいる生活、夫婦の共同生活に戸惑うケースが

ほとんどなのではないかと思われます。

 

実際に私の周囲の人も、当事務所にご相談に来られるお客様も、皆一様に

夫の定年後の生活になかなか慣れなかったという経験をされている方が

ほとんどです。

 

つい先日、ちょうど本屋さんで見かけた本がずばり『定年夫婦のトリセツ』

というタイトルでした。

この本は新聞(秋田魁新報)でも取り上げられており、定年後の夫婦関係の

あり方について書いてありましたが、非常に興味深い内容でした。

 

たとえば、定年後の夫婦がやってはいけないことという項目があり

夫の禁則5箇条が掲げられていました。

 

①「どこへ行く?」「いつ帰る?」はNG

⇒「いちいち出掛けるたびに聞かれるので、監視されているようで

うんざりする」という妻の意見が多い。

 

②朝食の席で「昼食は何?」と聞かない

⇒私の母がいつも父にこれを聞かれており「朝ごはん食べ終わったばかり

でしょ!少しゆっくりさせて」と言っていたのを思い出しました。

 

③正論で重箱の隅をつつかない

⇒男性は理論的、女性は感情的とよく言われるように、喧嘩になると

理屈で攻撃してくる夫に疲弊してしまう妻は少なくありません。

 

④妻を手足代わりにしない

⇒これは本当に難しいですね。どの家庭でも少なからずこういった

ことはあります。妻の時間を大切にして、ということでしょうか。

 

⑤言葉をケチらない

⇒60代以降の男性には難易度が高いですね。「ありがとう」「ごめんね」

を夫の口から聞いたことがないという女性も沢山います。

反対に、感謝の言葉をケチらなければ、夫婦関係は円満になりやすいとも

いえますよね。

 

次回は妻の禁則5箇条についてみていきたいと思います。

 

 

 

 

Category:秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ

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