2019年03月15日
先日うぐいす餅を食べました。
私は「みさこ餅」の大ファンで、季節ごとに「みさこ餅」から発売される
さまざまなお餅を欠かさずチェックしていますが、この時期は何と言っても
“うぐいす餅”です。
うぐいす餅は、見た目の色がウグイスに似ているからその名が付いたの
だろうと安直に思っていたのですが、由来がありました。
そもそもウグイスは“春告げ鳥”とも呼ばれ、鳴き声も相まって、とても
縁起の良いかんじがしますが、うぐいす餅に使用されている(餅にまぶされて
いる)うぐいす色の粉が「うぐいすきな粉」と呼ばれています。
青大豆を炒ったきな粉なので、普通のきな粉に比べ、緑がかった色になります。
このうぐいすきな粉が、うぐいす餅の最大の特徴ですよね。このきな粉が独特の
甘みがあって美味しいです。
しかし、うぐいす餅の由来はこれだけではありません。
遡ること1585年、豊臣秀吉をもてなす茶会で、菓子職人が献上した餅菓子
(餡を餅で包み、きな粉をまぶしたもの)を秀吉だたいそう気に入り、
「うぐいす餅」と命名したと言われています。
あくまで由来の一説ですが、こういったことを知って頂くうぐいす餅は
いつもよりさらに美味しく感じてしまいました。
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