2018年06月22日
離婚したあと、旧姓に戻るのか、婚姻時の姓を名乗り続けるのか、
迷う女性は大勢います。
どちらの数が多いのかは正直わかりませんが、ここ数年私が接したお客様の
多くが「婚姻時の姓を名乗り続ける」方を選択していました。
その理由として挙げられるのは、やはり「子どものことを考えて」と
いうことです。
○突然名字が変わると、子どもが学校で嫌な思いをするから
○周囲に「親が離婚した」とすぐに分かってしまうから
というように、子どもに不自由な思いをさせたくないという理由が
大半でした。
また子どもの件に加えて、その女性自身の仕事の問題も絡んできます。
○職場の同僚にすぐには知られたくない
○名字が変わると、これまで通りの仕事がしにくくなる
といった職場を配慮しての理由も挙がっていました。
また、自分は旧姓に戻りたい・旦那の名字を名乗りたくないけれど、
子どものことを考えると婚姻時の姓のままがいい、という女性も
少なくありません。
どちらの考えを優先すべきなのか、将来長い目で見てどちらの方が
負担が少ないのかをしっかり検討して決断しなければなりません。
名字は自分の意思で簡単には変更できません。
○旧姓に戻したけれど、やっぱり婚姻時の姓に直したい
○婚姻時の姓を選択したけれど、旧姓に戻したい
とあとから思っても、実現は容易ではありません。
基本的には離婚から3か月以内に決めることになっています。
そしてここで注意して頂きたいのは“いつでも旧姓に戻れる訳ではない”
ということです。
次回に続きます、、、
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