空き家の可能性を見出す

2015年12月07日

これまでブログで空き家についてたびたび話題に取り上げましたが

また今回も県内の空き家に関する興味深いニュースをお話します。

 

秋田県の空き家は今年5月末現在で16,517棟で、昨年に比べると

933棟も増えています。

今や全国一の高齢社会秋田、年を追うごとに空き家が増加するのは

火を見るより明らかです。

 

増え続ける空き家の上手な使い道を自治体・民間の垣根を越えて

検討していかなければならないと思うのですが、県内のあちこちの

自治体で徐々に空き家の活用構想は進んできました。

 

八峰町では、移住者の要望に沿ったデザインで空き家を改修し貸し出す

事業が本年度より開始予定。

五城目町は秋田銀行と提携し、リフォームローンの利子を全額補助する

予定。

鹿角市は空き家を450万円かけて整備、希望者は最長3年間お試しで

入居できる住宅の貸し出しを開始。

といったように、それぞれの自治体で創意工夫し、空き家の活用方法が

広がってきています。

 

上記のようなアプローチだと、即効性はないかもしれませんが

空き家希望者にとってとても優しいプロジェクトだと思います。

今年は県外からの移住者が過去最多になるという嬉しいニュースも

ありました。

今後の日本のモデルケースになるような空き家の活用法を

秋田からどんどん発信できたら素敵ですね。

 

 

Category:その他, 秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ

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