2014年10月03日
夫の定年や子どもの自立をきっかけに離婚に至る「熟年離婚」、
一番もめるポイントはどういったところでしょうか?
①②でもお話してきたように、熟年離婚で多いのは
「一方は離婚の意思が固い、長年離婚を望んできた、しかしもう一方は
離婚する気はない、夫婦としての実績があるのだからこのままの生活を
変えたくない」と互いの考えが違うところです。
しかし、片方に結婚生活を続ける意思がない中で暮らしていくのは
とても難しいことです。暮らしの中で、関係を修復することが出来れば
一番いいのでしょうが、なかなかそう簡単にはいきませんよね。
そうなると時間をかけて相手を説得していくことも考える必要が出てきます。
熟年離婚の話し合いで一番大切なのは、なんといっても「財産分与」です。
若年層の離婚と違い、夫婦が所有している資産の金額や種類が多いため
慎重に財産分与を行う必要があります。
次回に続きます。
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