2014年09月12日
離婚というと多くの方が「20~40代くらいの夫婦に多い」という勝手な
イメージをもっていますが、50~60代の熟年離婚も少なくはありません。
当事務所でも離婚相談にいらっしゃるお客様の割合として
若年層と熟年層は半々くらいになっています。
若年層の離婚原因は明確で具体的な理由が多く挙げられます。
・夫が浮気をした
・夫に暴力をふるわれた
・夫に借金がある
など、男性の方に離婚原因があることが多いのが特徴です。
では熟年離婚のほうはどうかというと・・・
・夫が定年になり、家に2人でいるのが息苦しい、妻には定年がない
・夫の老後を面倒みるつもりはない
・これまで家政婦のように扱われてきた
など「長年我慢してきた、苦しい、もう無理」といった感情的な理由が
多く述べられています。
これに対して男性は
・定年を機に旅行など趣味を楽しみたい
・今後は家でゆっくり過ごしたい
と女性と真逆のことを考えています。
「定年」をきっかけにこれまでお互いが抱えてきたものが
「離婚」というかたちで姿を現すことも現在では珍しくありません。
「熟年離婚」について考えていきたいと思います。
次回に続きます。
Category:離婚相談, 秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ