2013年09月03日
「アラフィフ・クライシス」という言葉をご存じですか?
私も最近知ったのですが
仕事や介護に悩む50歳前後の女性のことを指すそうです。
この年代の女性は、「夫や子供のために女性が犠牲になるのは当然」と
いった価値観の親のもとで育てられて、夫は家事や育児には非協力的で
さらに嫁姑関係や自身親の介護の問題という板挟みの現状に苦しんで
います。
加えて、更年期の症状も出てきて精神的にも体力的にも悲鳴を上げている
女性が増加しているそうです。
20~30代の若い世代の女性は
・女性が働いて当然、男性並みに出世の可能性もある
・育児・家事は夫が協力してくれる
・親の援助や理解がある
と働く女性にとっては、数十年前とは比較にならないくらい
恵まれた環境に置かれています。
もちろん、働くのが当然になった現代は仕事と家事・育児の両立などの
苦労があるので一概には比較できませんが、さまざまな人生の選択を
することができるようになりました。
若い世代の女性が自由に社会に出て活躍できるようになった背景には
上の年代の女性たちが歯をくいしばって道を切り開いてくれたという
ことを忘れてはなりません。
仕事・育児・家事・介護・更年期といった女性にとって厳しい現実を
個人個人で解決するのには限界があります。
社会全体でサポートできるよう、我々の世代はもっと仕事を頑張って
新しい制度を構築していけるモデルケースになることが求められています。
Category:その他, 秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ