2013年03月30日
国際教養大学は、2004年に日本初の公立大学法人として設立され
秋田市にキャンパスがあります。
初代学長の中嶋さんが強力なリーダーシップでさまざまな斬新な取り組みを
行い、秋田県内では短期間で非常に有名な大学として広く知られるように
なりました。
この教養大の一番の強みは「授業はすべて英語だけで行う」ということ。
また在学中に1年間の海外留学が義務付けられているので、学生は毎日
英語漬けの日々を送ることになります。
1年生は全員が敷地内にある学生寮で過ごすことも規定されており、
そこでは海外からの留学生とルームメートになることも珍しくはない
そうです。
子どもをもつ親にとってとても魅力的な大学であり、将来グローバルに
活躍したい学生にとっては4年間でしっかり実力をつけることができる
素晴らしい大学です。
ただ、残念なことに先月中嶋学長がお亡くなりになりました。
県内で非常に大きなニュースとして取り上げられ、中嶋学長の功績が
多くの方から称えられていました。
教養大の学生と学長の距離が非常に近かったこともあって
中嶋学長のお葬式は「大学葬」として教養大の学生が企画して
執り行っていました。こういったところにも学生のレベルの高さを
窺うことができますね。
創立から短期間でこのような学生を育成した教養大のカリキュラムは
今後ますます注目されることと思います。
若い優秀な人材が秋田からどんどん輩出され、グローバルに、かつ
ローカルに活躍してくれることを期待してやみません。
Category:その他, 秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ