2013年01月29日
先週末は祖母のいる四国へ仕事がてら行ってきました。
祖母からの紹介で相続・遺産分割に関する仕事でした。
相続の相談の中で次のようなお話を伺いました。
相続発生後に、遠方から相続人の1人が訪ねてきて
「この書類にはんこを押してほしい。私が遺産を全部もらうことを
みんな納得してくれているから、あとは任せてほしい」などと
言われて、勢いにおされて遺産分割協議書に実印を押してしまった
というケースです。
高齢になると、書類にじっくり目を通すことが億劫になります。
そのため、人から言われたことを信じてしまい、重要な書類を
確認せずにはんこを押してしまいがちです。
遺産分割協議書もお年寄りからすると面倒で難しい書類に
思えます。
そのために相続人の1人が勝手に決めた遺産分割の内容を
理解しないまま実印を押してしまう、という事態に陥ってしまいます。
では遺産分割協議書の内容を理解しないまま実印を押すことは
どういった危険があるのか、次回に続きます。
鵜木行政書士事務所
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