2012年11月05日
11月1日付の記事の続きです。
○養育費の支払いは子どもが何歳になるまで続くのか?
養育費の対象となる年齢は父母の話し合いで決めます。
これまでは
子どもが成人するまで(満20歳)
という取り決めが多かったのですが、最近では
大学を卒業するまで(満22歳)
という取り決めも増えています。
○養育費の支払い方法はどうしたらよいのか?
これもさまざまですが、一番よい方法は
話し合いで決めた期限までに毎月一定額を金融機関に振り込む
という形だと思います。
養育費の支払いは長期間に及ぶことから、支払いが滞ることも
十分考えられます。
それを防ぐためには、養育費の取り決めを公正証書にすることが
一番の解決策ですが、他にもいくつかポイントがあります。
・養育費ということを明確にするためにも、子ども名義の口座に
振り込んでもらうようにすること。
→子ども名義の口座に振り込むのと、別れた相手の口座に振り込むのとでは
支払う側の心理としてはだいぶ違うようです。
・養育費を支払う側の親と子どもとを定期的に面接交渉すること。
→子どもと定期的に会うことで養育費を忘れることがなくなります。
このように、少しの工夫をすることで養育費の支払いが途絶えることが
少なくなると思います。
次回は面接交渉についてです。
鵜木行政書士事務所
Category:離婚相談, 秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ