2012年10月30日
離婚の際、一番気になることが「子どものこと」そして
「お金のこと」。
養育費はそのどちらの要素も含んでいるため、離婚時に
しっかり取り決めることが必要です。
そのためにも、養育費についての基礎知識を事前に
身につけておいて損はありません。
私なりに養育費についてお伝えしたいことを、何回かに
分けてお話したいと思います。
○養育費ってどこまで含まれるのか?
養育費とは、子どもが生活するために必要な費用のことです。
衣食住はもちろんのこと、教育費(学校や塾)、医療費、
お小遣いなども含まれます。
離婚後、父母は経済力に応じて養育費を分担しますが、
子どもを育てる親に対して、引き取らない親が支払います。
養育費は父母の収入に余力があれば支払えばよい、という
ものではなく、子どもが、生活水準が高い親と同等の生活が
できるようにするよう民法では義務付けられています。
また養育費の請求は
・別居期間中に養育していた費用や
・離婚後に支払ってきた養育費の建て替え
を過去にさかのぼって行うことも可能です。
金額をどのようにして決めていけばいいのか、
それは次回に続きます。!(^^)!
鵜木行政書士事務所
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