2012年10月25日
10月17日付の記事の続きです。
慰謝料を請求したが、相手側が慰謝料の金額に納得せず
裁判までもつれこみそう・・・
そのような場合はどうなるのでしょうか?
裁判になった場合はさまざまな要素が考慮されて
金額が決まります。
たとえば
○離婚原因をつくった責任がどれくらいあるのか
○結婚期間はどれくらいか
○相手の経済力
などを考慮した結果、金額が決まります。
明らかに相手側に非があったり(夫の度重なる浮気など)、
小さい子どもがいたり、結婚期間が長かったりすると
慰謝料が上がる傾向にあります。
あくまで参考程度になりますが、慰謝料はだいたい
100万円~300万円までが一番多いようです。
ここで一つポイントなのが、「いくら慰謝料を請求しても
相手が払えないと意味がない」ということ。
慰謝料を1,000万円請求することは可能ですが、
相手にそれを払えるだけの経済力がないと、いつまでも
払ってもらえない状態が続き、取り決めが無駄になってしまう
可能性もあります。
無理な要求をして話し合いがこじれて、裁判沙汰になり長期化
するよりも、相手の経済力を考慮したうえで、払える妥当な額を
請求し、しっかり支払ってもらうことが一番賢いやり方なのかも
しれません。
鵜木行政書士事務所
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