2015年03月26日
プロバスケ界のリーグ統一問題。
大きな話題となっていますが、ついに1部と2部の基準が発表されました。
1部リーグ参加の条件は
①5000人規模のホームアリーナがあること
②年間の売り上げ収入が2億5千万円以上あること
となっています。
われらがハピネッツは年間売上3億5千万円と②は軽々クリアしていますが
問題は①のホームアリーナです。
現在県内には3000人規模の施設しかありません。
新たに施設をつくるには莫大な費用と時間がかかり現実的にかなり厳しい・・・
しかしハピネッツは昨年はリーグ準優勝、今季も首位と2位を行ったり来たりの
非常に強いチームです。
バスケ王国秋田ですから、当然ブースターも多く、県1番の人気スポーツと
いっても過言ではありません。
実力的には1部リーグスタートが当然ですが、ホームアリーナ問題を
解決しないかぎり、2部どまりになってしまいます。
ハピネッツが初年度から1部リーグでプレイできるように、何かいい手立てが
ないか、県をあげて考えてほしいなと思います。
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2015年02月23日
いよいよ28日に田沢湖スキー場にて「モーグルW杯」が開催されます。
秋田県で初のワールドカップ!(^^)!
しかも大会のアンバサダーに上村愛子さんが就任しました。
大会の詳細は公式HPで確認できますが、この大会のイメージデザインが
非常に女子心をくすぐる可愛いデザインに仕上がっています。
女の子がモーグルの技を決めて回転しているイラストがピンク色で
描かれており、とても可愛らしい!!
モーグルを知らない初心者でも親しみが湧いてきます。
昨年県内全域で行われた「国民文化祭」の経済効果は133億円とも
いわれています。
大規模な大会やお祭りを県内に誘致することで、大きな経済効果と
ともに町の活性化も見込むことができます。
今回W杯に参加する選手や大会関係者、上村愛子さんも
「田沢湖の雪質は本当に素晴らしい。世界に引けをとらない」と
絶賛しています。
秋田の恵まれた観光資源を今後もっともっと県外にPRして広めて
いけたら何よりですね。
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2015年02月13日
1/27の記事の続きになります。
空き家バンクってご存知ですか?
空き家バンクとは、自治体がウェブ上で物件情報を公開し、仲介すると
いうシステムのことです。
成功例として長野県佐久市が挙げられますが、空き家の成約件数は
250件以上というから驚きです。
長野県といえば、“住みたい田舎ランキング”でも常に上位に入る、
自然豊かな田舎と他県からのアクセスの良さもその要因になっていると
思われます。
すごいところは、地元だけではなく東京にも相談員を配置して、移住者の
受け入れに努めているということです。
また佐久市では訪問医療に積極的に取り組んでおり、こういった地域の
強みといった点をしっかり伝えることで「佐久市に移住するとどんな
メリットがあるのか」という移住希望者の不安を解消させて
人を呼び寄せることに成功しています。
空き家問題が深刻化するなかで、佐久市のように実績を挙げている
自治体を少しずつでも増やすことが一番の打開策のように思えます。
秋田は高齢者率が高いですが、それはすなわち空き家率も高いという
ことに直結します。
頭の痛い問題ではありますが、目をそらさずに取り組みを続けていかなけれ
ばならないところまできています。
秋田県でも空き家バンクはウェブで管理されており、誰でも確認する
ことができます。空き家の活用法を各自治体が連携して打ち出して
いってほしいですね。
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2015年01月27日
1/16の続きです。
空き家が老朽化すると倒壊などの危険性が出てきます。
とくに雪国では、雪による重みや湿気で建物の老朽具合が大きくなるため
近隣の家が空き家の場合は非常に深刻な問題です。
「じゃあ建物を取り壊して更地にしてしまえばいいのは?」と思っても
現状の日本の制度下では、更地にしてしまうと、建物が建っていたときより
固定資産税が跳ね上がってしまう仕組みになっています。
固定資産税には、住宅が建っている場合に、固定資産税の課税標準を
6分の1に軽減するという住宅用地特例があります。
これは住宅が不足していた時代に、住宅を取得させる効果を促進させるために
設けられた特例です。
この特例があるため、老朽化した建物でも建っていれば固定資産税を
低くおさえられるということになり、空き家を撤去せず残しておくという
悪循環を生みだしています。
空き家が年々増加する日本の現状にはそぐわないものであるのは明白です。
税金の支払いは1%でも抑えたいものです。
建物を取り壊すだけでも相当な費用が必要になってくる上、解体後に
税金が上がるような制度化では、誰も空き家を解体したがらないのは
当然のことといえます。
次回に続きます。
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2015年01月16日
1/ 14付の記事で空き家問題についてお話しました。
空き家対策の有効な手立てはないのでしょうか。
現在、全国の355自治体で空き家管理条例の制定が進んでいます。
具体的には、問題となっている空き家に対して「指導・勧告・命令
行政代執行(取り壊し)」などを行うそうです。
行政代執行は、豪雪などで空き家が倒壊の恐れがある場合に行うものですが
費用がかかるためなかなか難しいといわれています。
建物を取り壊すには100万単位でお金がかかりますよね。
大仙市ではこれまでに13棟の行政代執行を行っているそうですが
撤去費用620万を回収することができず、さらには撤去にあたり1400万
以上の補助金が必要となり、市の財政を圧迫しているのが現実なようです。
広島県呉市ではすでに262件の空き家が撤去されている実績が
あるそうですが、それにかかった費用が7000万というから驚きです。
費用の面で、空き家を公費で撤去するのはほぼ不可能に近いということが
分かります。
今後ますます増え続ける空き家、家は1年間誰も住まないと傷みやすいと
いわれています。
特に秋田のような雪国では、冬場には雪の重みと湿気で空き家の老朽化の
速度が速まります。
各自治体が独自に急ピッチで空き家対策を進めていかなければ
間に合わない段階にまできています。
次回に続きます。
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2015年01月14日
相続問題でお悩みのお客様とお話していると、必ずといっていいほど
出てくる話題が「空き家問題」についてです。
この空き家問題、誰にも身近で本当に深刻な問題です。
少し考えていきたいと思います。
現在日本には空き家が820万戸あり、空き家率は13.5%およそ
7軒に1軒が空き家です。
この数字、私が予想していたよりずっと大きなものでした。
今後10~30年先、我々の親の団塊の世代が亡くなると、その数だけ
更に空き家が増加することを考えると恐ろしくなってきます。
空き家の利用方法としては、①売却②賃貸③別荘④その他の4つが
挙げられます。
4つの中でも「借り手・買い手がつかない。相続する人もいない」そのために
仕方なくそのままほったらかしになっているという④その他のパターンが
非常に増えています。
その原因として
・核家族化が進み、親の住んでいた家を引き継ぐ者がいない
・売却・賃貸を希望しても、物件に市場価値がないため借り手・買い手が
まったくいない
・建物を取り壊して更地にしたいが、固定資産税が上がるため更地にできない
などといったことが考えられます。
こう考えていくと、本当に打つ手なしといった状態です。
今後ますます増加する空き家問題、何かいい手立てはあるのでしょうか?
次回に続きます。
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2014年12月26日
突然ですが、青森県の農業が賑わっているらしいです。
2013年の農業産出額が10年連続東北1位に輝き、全国的にみても
8位につけているとのこと。
秋田では農業といえば、お米が突出していますが
お隣青森県はりんごを筆頭に米、豚やにんにくなどといった肉・野菜の
品目バランスがとれているそうです。
県知事が中心となって、県をあげて攻めの農業戦略を推し進めている
と新聞で報じられていました。
今年秋田は米価が下落し、全国的にみても、秋田こまちがかつてのように
1番に名前が挙げられることが少なくなりました。
全国あちこちで美味しいお米が作られるようになり、今後ますます
秋田こまちは生き残るために、厳しい闘いを強いられることは
間違いありません。
米どころ秋田、これからもずっと必要とされ続けるためにも
お米のさらなる品種改良、全国1位になれる野菜の生産、ブランド化
といったことを急ピッチで進めていかねばなりませんね。
お隣青森に負けていられません!
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2014年11月18日
優れた鉄道車両に贈られる本年度の「ローレル賞」を
秋田新幹線こまちE6系が受賞しました!
こまちは2013年にデビュー。
国内最速の時速320キロ走行の機能性と高いデザイン性が
話題になり、多くの鉄道ファンが秋田に足を運んでいました。
私も最初にこまちE6系を見たとき、そのデザイン性の高さに
驚きました。何といっても車両の色です。「なまはげ」をイメージした
赤が使われていますが、その何ともいえない美しい色合い、女性受けが
非常に良さそうです(^_^)
秋田は東北の中でも「秋田美人」(最近では「秋田舞妓」も登場)が
有名なように、女性のイメージが強い県であると個人的に感じています。
そのイメージにぴったりなこまちE6系、今回ローレル賞受賞とのことで
非常におめでたいです☆☆☆
秋田県内にはほかにも「リゾートしらかみ」「秋田縦貫内陸鉄道」など
魅力的な鉄道があります。
かの有名な岩手の北三陸鉄道のよう、全国区になる日がくることを
祈らずいはいられません。
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2014年10月17日
アメリカのNBAのマーベリックスが富樫選手と契約を結んだという
ビッグニュースが入ってきました!(^^)!
ついにやりました!
昨年秋田ノーザンハピネッツでプレーしていた富樫選手が念願叶って
NBAの選手になりました!
日本人では田臥選手以来、2人目の快挙です。
富樫選手は身長167センチと小柄ながらも、そのスピードとテクニックで
昨シーズンはハピネッツを決勝の舞台まで引っ張っていってくれました。
決勝では富樫選手の足がつるというハプニングがあり、残念ながら沖縄に
敗れてしまいましたが、このハプニングさえなければハピネッツが優勝
していたと今でも私は思っています。(沖縄に怒られそう)
昨年たまたま秋田駅周辺で買い物していたときに富樫選手を見かけて
握手してもらおうと思いましたが、「プライベートな時間にお邪魔しちゃ
悪いかな」と遠慮した自分自身が恨めしいです・・・
やっぱり握手しといてもらえばよかったなぁ・・・
今後の富樫選手のNBAでの活躍に期待です。
いつかまた秋田でプレーしてほしいですね。
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2014年10月15日
高齢者が送り付け詐欺商法といった消費者トラブルに巻き込まれるケースが
過去最高を記録したと前回ブログに書きました。
高齢者の一人暮らしが増える中、このような被害は本当に身近なものと
なっています。
電話一本で数万円するサプリメントや布団などを購入させられてしまう、
しかも数日経つと本人はそのことを忘れてしまっている、ひどい場合は
それが毎月のように継続します。
そしてもっと最悪なことは、本人が認知症気味なのにつけこまれて
自宅やその他の所有地を勝手に売却させられてしまう、なんて事態に
発展してしまうかもしれません。
そのようなことを防ぐために「成年後見制度」という法律の制度があります。
認知症の高齢者は、その程度にもよりますが、財産管理などといった重大な
行為に関しての判断能力は低下しています。
そのため、不動産の売却などの財産管理を高齢者が一人で判断して行うことを
保護してあげるべきだというのがこの制度の趣旨です。
認知症の高齢者の家族が家庭裁判所に申し立て、成年後見制度を利用するに
ふさわしいか判断を受けます。
制度の利用が家庭裁判所で許可されると、その高齢者ために後見人が
選ばれます。後見人が高齢者に代わって、財産管理や重要な法律行為を
行ってくれるようになります。
これが成年後見制度です。
認知症などで判断能力が低下した高齢者を守るための制度になっています。
次回からもう少し詳しくお話していきます。
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